メーカーのECUは、世界中のあらゆる燃料・気候・整備状況でも一定の性能を維持できるよう、各種の環境基準に適合するよう、そしてあらゆる乗り手を想定して——さらには、グレードにより意図的に性能差を付ける事情なども多々あり、性能を封じ込めた状態で出荷されているのが実情です。ここから先は違う。抑え込まれた出力を解き放ち、燃料・点火・過給を1台ごとに攻めのセッティングへ最適化する。エンジンはそのまま、書き換えるのは“頭脳”だけ。同じ車に乗る誰よりも、あなたのマシンを速くします。まずは、あなたの1台に何が眠っているかを確かめてください。
ECU(エンジン・コントロール・ユニット)は、燃料・点火・過給を常時制御する“クルマの頭脳”です。純正はこの頭脳を万人向けに大人しく組んでいる。ECUチューン(リマップ)は、この頭脳をパワー志向に書き換え、エンジンを載せ替えずに純正が封じた性能を叩き出す技術です。
吸い込む空気の量、回転数、水温など、たくさんのセンサーがエンジンの状態を常に計測しています。
測った値をもとに、燃料の量や点火のタイミングを決めます。ここの“設定値(各種マップ)”を書き換えるのがチューンです。
指令どおりに燃料・点火・過給圧が制御されます。この設定を最適化すると、力の出方が変わります。
パワー・トルク・反応のよさが向上。安全な範囲を守ったまま、運転が変わります。
メーカーは、世界中の劣悪な燃料・過酷な気候・整備されない車両——そのすべてで壊れないよう、本来の出力に大きなマージン(余力)を残してECUを設定します。純正とは、性能ではなく“無事故で回収するため”の設定です。
ECUチューンは、その封じられた余力を解放するだけではありません。燃料・点火・過給を1台ごとに攻めの方向へ最適化し、純正が絶対に踏み込まない領域まで出力を積み上げる。カット部分の解放と、その先の作り込み。両方をやって初めて“チューニング”です。
なお、燃焼効率が最適化される結果、乗り方次第では燃費を向上させることも可能となります。
ECUチューンで変わるのは、書き込まれるデータの中身です。同じクルマでも、どのデータを入れるかで結果はまるで別物になります。Tuning Techniques は、あなたのクルマに書き込まれるそのデータを、世界規模で開発しているチューニングファイル・サービスです。
ECUチューンを手がける事業者は、国内外に数多くあります。有名なショップも少なくありません。それだけ一般的な技術になったということです。また、書き換えるという行為自体に差はありません。問われるのは、そのデータがどう作られたかです。どれだけの経験に裏打ちされているか、どれだけの車両で検証を重ねたか、どこまで手間をかけて詰めたか。作り込みの中身が、そのまま結果の差になります。
そして、どの代理店で施工しても、書き込まれるデータは同じです。全国どこでも、同じ検証を経た同じデータが入ります。お近くの、通いやすい代理店をお選びください。
初めての1台でも、サーキットを走り込むガチ勢でも、四輪でも二輪でも、辿り着く答えは同じ。十分に検証され、作り込まれたデータが、あなたのマシンに書き込まれます。
あなたのクルマに入るデータは、机上で作られたものではありません。実車に載せ、ダイノで測り、公道とサーキットで走らせる。15年以上の経験を積んだチューナーが、その検証を繰り返したうえで仕上げたものだけが供給されます。ごく一部、ECU本体の加工等が必要な車種もありますが、その場合も日本の総代理店およびTuning Techniques本社での施工を含めて対応が可能です。
あなたと同じクルマで、すでに何台も施工されている——これが、年間5万台超という数字の意味です。多くの車両に使われるデータだからこそ、開発に十分な時間と設備をかけられます。1台のためだけに用意されたデータとは、費やされた検証の量が違います。実走で確かめられた数だけ、データは確かなものになっていきます。
あなたのクルマが対応しているかどうか。国産・輸入のスポーツモデルからスーパーカー、日常の一台まで、幅広いメーカー・モデル・ECUをカバーしています。四輪だけでなく二輪も、さらにトラックや農機といった特殊な車両まで対応可能。対応状況は、検索ツールですぐに確認できます。
ECUの中身は、ひとつの設定ではありません。エンジンの状態に応じて参照される、膨大な数のパラメータの集合体です。主なものだけでも、これだけの領域があります。
そして、これらは独立していません。燃料を変えれば点火の適正値が動き、過給圧を上げれば燃料も点火も保護制御も見直しが要る。ひとつ動かせば、他に影響が波及します。
これらのパラメータが、車種ごとに数百から数千の単位で存在します。そのすべてが矛盾なく噛み合い、狙った方向へ整合している状態——それが、完成度の高いデータです。数値をいくつか書き換えれば済む、という類のものではありません。
パワーと速さは、当然のこと。ECUチューンが変えるのはそれだけではありません。アクセルへの反応、トルクの出方、クルマとの一体感まで引き上げ、あなたのマシンを「思ったとおりに走る一台」へと仕立てます。
過給を最適化できるターボ車は、パワー・トルクともに大幅な向上が得られます。踏んだ瞬間の加速も、伸びも、はっきりと別次元へ。パワーとフィーリング、その両方を一度に手にできます。
自然吸気は、絶対的なパワーの上乗せこそターボ車ほどの幅は得られないものの、燃料・点火・スロットルマップなどの最適化により、フィーリングの向上は大きく得られます。回して楽しい一台へと表情を変えます。
アクセルの付き、トルクのつながり、クルマとの一体感。ターボでもNAでも、車種を問わず体感できるのがドライバビリティの向上です。数字以上に「乗って気持ちいい」——ここも大きな魅力です。
多くの車両はOBDポートにコネクターを繋ぐだけ。待っている間に書き換えは完了し、あなたがやることはほとんどありません。ハードの交換も不要で、施工前のデータを残しておけば元に戻すことも可能です。
※ ごく一部、ECU本体の取り外しが必要な車両もあり、その場合は別途脱着工賃がかかります(お客様による取り外し・持ち込みも可能です)。
同じエンジンでも、純正が残しているマージンは車種ごとに違います。ターボは大きく、NAは控えめに、スーパーチャージャーはその中間に。過給の方式によって伸び方はまったく違います。飾らずに、そのまま並べました。
※ 上記はごく一部の車種のサンプルです。あなたのクルマの対応状況と想定値は、下の検索ツールでメーカー・車種・エンジンを選ぶと、その場で確認できます。
※ 掲載の数値はStage 1相当の代表値です。同一車種でも年式・仕向地・ECU種別・使用燃料・車両の状態により結果は異なります。
※ 本セクションの数値は現在調整中の暫定値です。
パワーを引き上げるということは、エンジンの余白を使うということです。だからこそ、どんなデータを書き込むかで結果が変わります。実車テストとダイノ(パワー測定機)検証を通したものだけを使う——派手さはありませんが、これが確実に効く唯一の方法です。
出力の引き上げ(Stage 1/Stage 2…)に加えて、走りの味付けや不要な制御の解除まで、多彩なオプションを組み合わせられます。あなたのマシンと目的に合わせて、1台ごとに仕立てられます。
アクセルオフや変速時に、マフラーから弾けるような破裂音を演出。サーキットでも映える、刺激的なサウンドを追加します。
始動直後の高回転・大音量アイドリング制御をカット。早朝や住宅街での始動を、静かで穏やかに抑えます。
排気再循環を制御的に無効化。吸気系のカーボン堆積を抑え、レスポンスとフィーリングをクリーンに保ちます。
ディーゼル車のAdBlue(尿素SCR)制御に関するオプション。競技車両など、用途に応じた対応が可能です。
純正で設定された最高速リミッターを解除。クローズドコースで、マシン本来の伸びしろを解き放ちます。
レブリミットの設定を用途に合わせて調整。競技での使い方に合わせた、攻めのセッティングにも対応します。
車種を選ぶと、パワーアップは Stage 1/Stage 2 … をタブで切り替えて確認できます。切り替えるたびに、想定される出力・トルクの向上値がその場で表示されます。
メーカー → 車種 → エンジンを選ぶだけ。Stage 1/Stage 2… の想定出力・トルクと、選べるオプションを、その場で確認できます。無料、登録不要。
愛車を無料で診断するStart simulation→難しい手続きは必要ありません。まずは対応状況を確認するところから始めましょう。
検索ツールでメーカー・車種・エンジンを選び、対応内容と想定される効果を確認します。
気になる内容があれば、施工を行う専門店に相談。あなたの希望や使い方を伝えます。
検証済みデータをもとに、専門店がECUを最適化。純正データも保存しておけます。
変わった走りを体感。必要なら走行データをもとに微調整して、仕上がりを追い込めます。
ECUチューンの施工は、下記の正規代理店で受けられます。どの代理店でも、書き込まれるデータは同じです。お近くの、通いやすい店舗をお選びください。まずは検索ツールで愛車の対応状況を確認してから相談すると、話がスムーズです。
※ 掲載内容(店舗・所在地・連絡先・URL)は暫定のものです。正式公開時には各店舗の最新情報をご確認ください。営業時間・定休日は店舗により異なります。